食事

冷蔵庫発酵の生地のおかげ。毎朝焼きたてパンを食べています

 パンが好きで、焼きたてパンが毎日食べたいけれど近くに気に入ったパン屋さんがありません。自分で焼いてみることも何度も考えレシピ本も入手しましたが、一次発酵、二次発酵、成形…と手間がかかって実現には至らず…。先日、友達が「冷蔵庫で発酵させるパン、知っている?『1日5分かけるだけで本格パンが焼ける!』(楽工社)を見てみて」と教えてくれました。

さっそくいちばんシンプルなものにチャレンジしてみることに。準強力粉とイーストと塩を混ぜて(こねなくていいんです!)、常温発酵のあと冷蔵庫に入れます。

朝起きたら食べたい分だけ取り分けて形をととのえ、30分ほど置いてからオーブンで焼きます。フランスパンのような仕上がりで、なんと香ばしいこと。この生地、冷蔵庫で2週間日持ちします。あんこを入れてあんパンにしたり、チェダーチーズを混ぜたりとアレンジも楽しんでいます。(rui☆さん)

朝にタンパク質をしっかりと

 81歳になる私の母は明らかに太めさんなんですが、血液検査ではどこも悪いところはなし。気になるのは筋肉量が少ないこと。体が大きいだけに、もし歩行困難になったら…介護の負担も心配でした。先日テレビで、朝、タンパク質が不足するとどんどん筋肉がやせ細ってしまうと知り、すぐに母に教えました。

というのも、母はもう何十年も朝食をとる習慣がないからです。肉や魚などを食べるとタンパク質が分解されてアミノ酸となり、血液中に取り込まれます。タンパク質は筋肉を作るだけでなく、臓器や免疫機能、酵素やホルモンの材料、エネルギーとしても使われるので、寝ている間もアミノ酸は必要。不足すると、アミノ酸を確保するために筋肉を分解して体の機能を維持しようとするため、寝ている間に筋肉量が減ってしまう可能性があるのだそうです。

だから朝はしっかりタンパク質をとって、アミノ酸を補給することが肝心。1日で50~60g、少なくても朝に20gはとりたいということなので、朝食の習慣がない母には、牛乳(コップ1杯で約6g)、ゆで卵(1個で約6g)、ヨーグルト(1カップで約3g)をとることから勧めました。(ふたりの繪さん)

豆を煮るとなぜか心が安らぎます

 小豆、金時豆、大福豆、虎豆、うずら豆…私はよく豆を煮ます。昔、デイサービスの厨房でアルバイトをしていたとき、献立によく煮豆が出てきました。そこで調理師さんに教わったレシピは、おそらく高齢の方は甘い味つけが好きなので、ふつうよりも甘い煮豆のレシピなんだと思うのですが、ほんとうに失敗がないのでいまだによく作ります。

豆の種類はいろいろあれど、作り方は、小豆タイプ、黒豆タイプ、小豆と黒豆以外タイプの3つのみ、と教わりました。水に浸さないでいきなり火にかけるのが小豆です。

沸騰したら湯を捨てて新たに水を入れ、やわらかくなるまで煮たら、小豆と同量のお砂糖を投入。少々の塩と醤油を入れて弱火でコトコト煮ます。小豆と黒豆以外の豆は、しっかり吸水させてから(大きい豆ほど時間をかけて)、小豆と同様に煮ます。お砂糖を入れたあとは焦げやすいので、まめに鍋底を混ぜます。どうしてもうまくいかないのが黒豆です。いろいろな煮方があるようですが、その調理師さんは、黒豆は最初から味を入れて煮るとよいと教えてくれました。色よく、シワが寄ることなく煮るにはどうしたらよいんでしょうかね。なにはともあれ、ゆっくり豆を煮ていると心が落ち着くのはなぜでしょう。忙しい毎日だからこそ、たまには手をかけて何かを作ることをしていたいと思います。(すばるさん)

体にやさしい自家製インスタントポタージュスープ

 食欲のないとき、体が冷えるとき、ポタージュスープを飲みたくなります。いつでも1杯分だけ作って飲めないかと考えたのがこのレシピです。

玉ネギ、長ネギの白いところ、ニンジン、ジャガイモは適当な大きさに切り、サラダオイルで炒めます。油がまわったところで材料がかぶるくらいの水を入れ、柔らかくなるまで煮ます。粗熱をとってミキサーへ。なめらかになったらポタージュスープの素のでき上がりです。

これを製氷皿に流して冷凍し、キューブ状にしてストックしておきます。ポタージュスープを飲みたくなったら、キューブをいくつか小鍋に入れ、少しずつ牛乳を入れて伸ばすようにしながら温めます。レンチンでも大丈夫。塩、コショウで味をととのえていただきます。

手間をかけたくなければ市販のインスタントスープで結構なんですが、味が濃くていまひとつ苦手なもので。このスープは玉ネギと長ネギがコンソメ代わり。カボチャやサツマイモでもおいしそうですね。(potageさん)

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