アスリートフードマイスターおすすめ!サーモン料理を食べて楽しくスポーツしよう

サーモンが美容にいいらしい。

 というのは、美容に関心が高い女性なら周知の事実。
ある著名な栄養コンサルタントが、ミスコンテストの合宿の食事に取り入れているとか、有名モデルが毎日積極的に食べているなど、サーモンはアンチエイジングや美容の食材としてよく知られるようになりました。
でも、そのサーモンがアンチエイジングにもスポーツをしている人にも嬉しい食材であることをご存知でしょうか。
本記事では、アスリートフードマイスター 兼 美肌食マイスターの筆者が学んだサーモンの作用についてと、おすすめのお料理のレシピをご紹介します。

その秘密はアスタキサンチン

 サーモンがなぜ美容やアンチエイジングだけでなく、スポーツをする人にも嬉しい食材なのか。それはサーモンに「アスタキサンチン」が豊富に含まれているからなのです。
アスタキサンチンは、サケ、エビ、カニ、鯛などに含まれる赤い色素のことで、強い抗酸化力があるということで知られています。
その抗酸化力はビタミンCの約6000倍とも言われています。
抗酸化力というのはつまり、酸化を抑える力という意味ですが、じゃあ”酸化する”ってどういうことなんでしょう。
私たちは日常生活の中で酸素を吸って食事をし、細胞内にあるミトコンドリアでエネルギーをつくり、これが生命活動の源となっています。
このエネルギーをつくるときに発生するのが活性酸素というもので、病原菌から体を守る役目を果たしています。
しかし、この活性酸素が過剰に発生すると私たちの身体の細胞を傷つけてしまい、生活習慣病の原因となるなど、身体に悪い影響を与えてしまいます。
”酸化”というのは、この活性酸素が細胞を傷つけることを言います。
スポーツをしている人、特に激しいスポーツをしているアスリートは、運動をしていない人に比べ酸素の摂取量が多いので、その分発生する活性酸素も多くなります。
そのため、スポーツをしている人は抗酸化成分を意識して摂取することが必要なのです。

簡単につくれておいしく食べられる!サーモンのカルパッチョ

 カルパッチョは今や、カジュアルな居酒屋でもよく目にする人気メニューで、出来上がりの状態で売っているスーパーもあります。
でも、一緒に混ざっている野菜の鮮度が今一つだったりして、私は食べる気がしません。それに、火を使わないカルパッチョは簡単。材料を混ぜて具材にかけるだけ。
だから、つくってしまいましょう。

 サーモンは、お刺身として切ってあるものではなくサク(ブロック売り)で買って薄く切った方がソースがからみやすくてよいと思います。
ソースはオリーブオイル、レモン、白ワインビネガー、塩、こしょう。よく混ぜて、切った具材にかけるだけです。時間に余裕があるときは、切ったサーモンに塩を少々ふりかけた状態で30分ほど冷蔵庫に置いておくのもいいかもしれません。その場合は後でかける塩の量は減らしましょう。
切ったサーモン、トマト、ディルを美しく並べてソースをかけたら、仕上げにレッドペッパー、ディルをふりかけると、見た目にも映えて美味しそうな雰囲気が増します。

まとめ

スポーツはやってみたいけど、次の日筋肉痛になるし、疲れるし・・・と思って躊躇している方も多いはず。簡単でおいしく、見た目も美しいサーモンのカルパッチョを食べて、二の足を踏んでいたスポーツにも気軽に挑戦してみませんか。
そして、疲労しにくい体をつくりましょう。

文/鈴木亜希子

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