こころ

幼少期を語ることで母と兄の距離が近づいた

私の母と兄には長年わだかまりがありました。兄と相性が悪かった父が亡くなり、一人暮らしになった母は、私にふと兄の話をするんです。本当は愛おしくて大好きな息子。母が亡くなるまでの間に、二人の関係性が少しでも穏やかになってくれたらと考え、兄の小さかった頃の話を母に聞くことを始めてみました。

「お兄ちゃんってどんな子だったの?」「どんなことがあったの?」「そのときどう思った?」…お茶をしながらちょっとずつ話を聞くうちに、知らなかった母息子の関係性が浮かび上がってきて、母の兄に対する態度が変化してきました。親が変われば子も変わる。兄の方も、母への言葉がとげとげしくなくなってきたのには驚きです。二人兄妹で母を支えていく私にとっても兄と母の関係がよくなってくれたことは幸いでした。親子関係って難しいけれど、後悔しないためにも、一歩踏み出して少しだけおせっかいしてみることも必要なのかもしれません。(さーやさん)

江戸しぐさで佇まいも美しく

最近電車で、若いお嬢さんが膝と膝を離して座っている光景をよく目にします。下着が見えていたりすることもありこちらはハラハラしているのですが、当人はあまり気にしていないご様子。膝をくっつけて座ると自然と腰骨が立つので、膝をつけている方は姿勢よくお座りになっています。もう少し観察してみると、席を詰めて譲り合ったりしている女性のお膝はくっついています。傘を外側に傾けてすれ違う人同士が濡れないようにする「傘かしげ」や、すれ違うときにお互い肩を引いてぶつからないようにする「肩引き」などを「江戸しぐさ」といい、以前テレビCMでも紹介されていましたが、その中に「こぶし腰浮かせ」というのがあります。

こぶし一つ分腰を浮かせて席を詰めて譲り合うことです。やってみるとわかりますが、これをして座ると自然と膝がくっつきます。思いやりから生まれる行動は、佇まいも美しくするのですね。(晩稲うまれさん)

「笑う効用」をあなどるなかれ。作り笑いでも効果あり

最近怒りっぽくなったな、ちょっとした失敗を許せなくなることが増えたな、なんとなく皮肉っぽくなったかもと自省しています。何でも、歳をとると感情や、行動、人格、理性などをつかさどる脳の前頭葉が衰えて、コントロールしづらくなったり、判断力にも影響を与えるそうです。歳のせいばかりとは言っていられません。何ができるかな?と考えて心がけているのが、広角を上げて笑顔でいること。笑いには恐怖、不安、緊張、怒りなどを和らげる効用があるばかりか、免疫力を上げたり、自律神経のバランスを整えるなどの健康効果があるということが科学的にわかっているそうです。面白くなくても笑うのでも、冗談やユーモアで笑うのも効果あり。とっても簡単で、周りも明るくする健康法です。(すまいるるさん)

思い切り泣くのもストレス解消にいいですよ

すまいるるさんの、「笑いの効用」についての投稿を見ました。私は怒りが収まらないとき、「涙活」をしています。体を動かしたり、緊張したりするときに働く自律神経が、泣くことにより、就寝時やリラックスしているときに働く副交感神経が優位なるそうです。心がざわついたときやストレスがたまったとき、泣ける映画を観て意識的に泣くと、気持ちがスッキリ。自分の泣くツボが入っている映画を選ぶのがポイントで、私の場合、ペットとの別れ、祖母の愛情が描かれているものがツボです。泣いた後は、気持ちをを鎮めるハーブティーを。ゆっくり眠れますよ。(SO-YO-KAさん)

ゴスペルで心を解放!地声も愛せるように

友人に誘われて、ゴスペルを習い始めて1年が経ちます。仕事やプライベートのストレスが重なり、うつっぽくなっていた私を心配して誘ってくれたのです。ところが私、歌は全くダメで、カラオケにも行ったことがありません。学生時代から、音楽の時間に歌うのも合唱なども苦痛でした。声が低いことがコンプレックスで、子どもたちに子守歌さえ歌ったことがないんです。そんな私がゴスペル?! 無理でしょう?とも思いましたが、友人のゴスペルチームの発表会を観て、皆さんが本当に楽しそうに歌っている姿を見てお仲間に入れさせていただくことにしました。最初は口を開けることさえできませんでした。先生曰く、誰でも生まれたときは「オギャー」と大声を上げて泣いたんですよ、と。声が出なくなっているのは私の心が閉じていたからなんですね。3か月ほど経って、「アー」と喉の奥から声が出たときは感激でした。渋い地声も愛せるようになりました。(ジェシーさん)

香りで認知症予防。実践しています!

アルツハイマー病は、脳のにおいを感じる神経が初期にダメージを受けてしまうため、もの忘れよりも先に、においがわからなくなることが多いそう。香りをかいでにおいを感じる神経を刺激すると、初期のアルツハイマー病に効果が見られたという調査結果があると知りました。なかでも、ローズマリーとレモン、ラベンダーとスイートオレンジが有効とのこと。もちろん万能ではないと思いますが、アロマセラピーなら気軽に始められますよね。アロマオイルをアロマポットなどで焚いたり、コットンにたらしてベッドサイドに置いておいたり、胸ポケットにしのばせたりして香りを楽しんでいます。お風呂に2~3滴入れるのもおすすめ。

とってもリラックスできます。免疫機能にも働きかけてくれるのでしょうか、前ほど風邪もひかなくなった気がします。香りはその日の気分で選ぶのがいいですね。気持ちいいなと思う感覚を大事にしたいと思います。(sizukaさん)

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