心を寄せる場所をつくりました
葬式も戒名もいらないと言って逝った父。それでも手を合わせる場所って必要ですね。お悔やみに来てくださる方もいて、お線香を立てて手を合わせる場所がないとなんだか心もとないものです。そこで、父の部屋のチェストの上に「こころを寄せる場所」を作ることにしました。山本ふみ子さん(随筆家)が、居間の書棚に「こころを寄せる場所」を作り、気に入った絵葉書を飾り、父や母、叔父叔母、あの世に旅立った皆さんに挨拶をし、その日の決心や心の内を聴いてもらうと書いていらしたことを思い出したのです。
我が家は、お線香立てと、絵を描くのが趣味だった父のスケッチ画を置きました。季節のお菓子とコーヒーを毎朝供えるのは母が。聞いてもらいたいことがあると、そばに座って母と語らっています。(トントンさん)
元気の秘訣は1日10回感動すること
人生100年時代といわれて、高齢で元気な方が書かれた本が増えました。あやかりたくて、つい書店や図書館で手を伸ばしてしまいます。イラストレーターの田村セツコさんは83歳で、彼女自身も素敵に生きる見本のような方なのですが、
『素敵なおばあさんのスタイルブック』という著書に、女性で初めて衆議院議員に当選した加藤シズエさんのことが書かれていました。加藤さんが97歳のときにトークショーで聞いた元気の秘訣。
①毎日10回感動すること。大げさなことではなくて、よいことをした人を見たり知ったりしたら、その行動や考えに感動する。感動イコール成長です。
②昼寝をしないこと。
③よいマナーで生きること。背筋をピンと、人前では泣かないなど、自分で自分をしつけます。④正直に生きること。毎日反省して、心のゴミを出してハートをさっぱりさせておき、天の声(神様)にハートをチェックしてもらいます。しなやかな強さを感じます。享年104歳。お見事というしかないですね。(Yosuiさん)
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