ブローチでおしゃれが広がりました
若い頃はブローチって、ちょっとおばさんくさいなって思っていました。でも自分が50歳のおばさんになってみると、ワンポイントになってそこに目が行き、おしゃれ上級者になったような気分。
小さめのものを2、3個一緒につけたり、縁起のいいモチーフのブローチを取り入れて個性を出しています。縁起物は動物や昆虫に多いんですよ。私はもともと生き物が好きなので、愛嬌のあるかわいいもの、きれいな色使いのものを見つけては集めています。
長寿の縁起物で知られる亀、「無事帰る」「福帰る」のカエル、「不苦労」「福老」の語呂合わせから梟(ふくろう)、漢字の「天道虫」から幸運のシンボルともいわれているテントウムシ、ほかに金魚、トンボ、蝶などなど。ジャケットの襟やセーターにつけるだけでなく、ベレー帽の横につけたり、ふわっと巻いたスカーフに留めたりするのがお気に入り。ブローチさん、今日も私を守ってね!(ひらりさん)
歳を重ねたから似合うパールをふだん使いで
パールは、高級感はあるけれどふだん使いをすると平凡になりがちで、私にとっては、結局冠婚葬祭のときしかつけないアクセサリーでした。一方で、海の底に眠る貝の中で生まれる静かな光への憧れもありました。いつか私にもパールが似合うときが来るかもしれない…。
あるとき70代の先輩とランチをしたとき、「グレイヘアにチェンジしたの」と、胸元には短めのパールのネックレスをつけていました。グレイヘアに白シャツにパールにジーンズ。なんて素敵なんでしょう! 首元にはシワが見えているのに、清潔感にあふれセクシーなのです。パールは存在感が強いので、中身が成熟していないと負けてしまうのですね。パールが歳を重ねた素敵さを引き立てます。私もまねをして、まずはパールのピアスから。歳を経る楽しみができました。(akoyagaiさん)
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