からだ

自分でできる嚥下リハビリで飲み込み力をアップ

 最近、ものが飲み込みにくく、みかんや牛肉は特に繊維がひっかかるような気がして悩んでいました。小さくして口に入れて、よーく噛んで慎重に「ゴックン」と飲み込まないとむせてしまうのです。歳をとると飲み込みが悪くなると聞いてはいましたが、

誤嚥性肺炎予備軍かもしれないとあせりを感じて自分でできる嚥下リハビリを始めました。唾液の分泌がよくなると口腔内の細菌の繁殖が減って清潔を保ちやすくなるので、軽い誤嚥が起きたとしてもすぐに肺炎を発症する可能性が少なくなるそうです。私がやっているのは、①口に空気をためて頬をふくらませる。②唇を尖らせたり、横に引いたりする。③舌をまっすぐ前に出し、左右の唇の端をなめる。④ツバをためて飲み込む。⑤何度か空咳をする。この5つです。簡単なので続けていきたいと思います。(小梅さん)

体温35度台とさよならするために

 私は平熱が35度台でとっても冷え性。寒い冬もそうですが、夏の電車内やオフィス内は冷えてつらくてたまりません。これは立派な「低体温」といわれる状態なんだそう。

寒くなると末端の血液が体の中心に移動して体温が維持されるのですが、それでもなおかつ体に熱が足りない場合は、体の中で作られる熱そのものが少なくなっている可能性があるのだとか。ポイントは食事と、「第二の心臓」といわれる足のケア。1日の摂取総カロリーの40%以上をタンパク質で摂ると体温アップに効果があるといわれているそうです。魚や肉、大豆製品、乳製品に加え、糖質をエネルギーに変えるときに必要なミネラルやビタミンをしっかり摂るようにしました。足を動かす運動も効果的です。立ったままでかかとを上げ下げしたり、イスに座ったまま太ももを持ち上げたり、簡単な運動でもこまめに続けることが大事。ジャスミンティーやジンジャーティーを飲みながら足湯をするのも気に入っています。足し湯をしながらじんわりと汗が出るまで。リラックス効果もありますよ。(シロバイさん)

表情筋マッサージで変わらぬ笑顔をキープ

 「なんか、顔こわいよ」。この前友人とお茶をしたときにこう言われて大ショック! シワやシミは相変わらずだけど特に悩みが増えたわけでもないのに…。確かに最近顔にハリがなくなったな、ほうれい線が目立ってきたかも…とうっすらと恐怖はおぼえていました。

友人曰く、「表情筋が衰えると老け顔になるんだよ」とのこと。顔がこわいというのは、表情筋がたるんで笑顔がつくりにくくなっていたのかもしれません。さっそく表情筋のマッサージを。①目尻の横に手のひらの下のあたりを押し付け、内から外へと円を描くようにもみほぐします。②奥歯を噛みしめたときに盛り上がる部分に指三本(人差し指、中指、薬指)を当て、内から外へと円を描くようにもみほぐします。③親指と人差し指で顎を持ち、顎の骨に沿って耳のところまでほぐします。④手のひらを頬に当て、内から外へ円を描くように優しくもみます。仕上げに、手のひらで顎からこめかみまでのフェイスラインを持ち上げ、最後に頭のほうにぐっと引っ張って止めます。頬をふくらませたり凹ませたりするのも表情筋を鍛えるためにはいいそうです。何度かやると結構疲れて、エラのあたりが凝っていることがわかります。(sin60chanさん)

味蕾細胞を活性化して味覚障害を防ぐ

 この夏、なんだか味を感じにくくなったような気がして耳鼻科を受診しました。病院では血液検査のほか、味覚機能検査と唾液分泌検査を行いました。私の場合、口腔内が乾燥して唾液の分泌が少なくなっていることが原因と判明。

まだ重症ではないようで、口腔内の潤いを保つための口腔体操を教えてもらいました。味覚の感受性は加齢で低下するのだそうです。特に低下が著しいのが塩味。70歳ぐらいで急激に低下すること、味覚は舌の表面や口腔内の粘膜にある味蕾(みらい)細胞で取じ取るのですが、この数は年齢とともに減り、高齢者は新生児の半分から3分の1ほどしかないことを知りました。味蕾細胞を活性化させる「亜鉛」を多く含む食品を心掛けて摂ることにしました。アサリ、カキ、煮干し、牛肉、チーズ、油揚げ、納豆、海苔、ごま、ナッツなどは私には摂りやすい食材。歳をとってもおいしく味わうためにしっかり摂りたいと思います。(cattleyaさん)

果物にもアレルギーがあったなんて!

 若いころから花粉症で、ダニ・ホコリにはないのですが、スギやヒノキはもちろん、ブタクサやヨモギなどの雑草類、クリやキンモクセイにもくしゃみを連発。植物や樹木はことごとくダメだという自覚はあったのですが、食べ物では起こしたことがないので心配していませんでした。

ところがこの春のこと。ヨーグルトにイチゴとはちみつをトッピングして食べたところ、なんだか喉がかゆくなってびっくり。実は20年ほど前に、市販の風邪薬を飲んで息苦しくなり、アナフィラキシーショックを起こしかけて病院で点滴を受けたことがあるものですから、こわくなってすぐに食べるのをやめ、病院を受診しました。かなりの項目でアレルギー検査を改めて受けたところ、

イチゴ、バナナ、モモ、リンゴなどの果物にも軽度ではありますがアレルギーがあることがわかりました。風邪薬のときも今回も、体調が落ちていたというのが共通点です。まっ

たく口にしてはいけないというほど重度ではありませんが、体調が悪いときには避ける、食べるときは少量にということは心がけるようになりました。自分が何にアレルギーがあるかを知ると安心ですね。(くまたさん)

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