つくり置きダシで、おひとりさまの健康和食生活
一人暮らしになってとても重宝しているのが、料理研究家・清水信子さんの本で知ったつくり置きのダシです。600mlの水に昆布 5cm角、削り節1/2カップを入れ中火にかけます。沸騰したら弱火にしてアクを採りながら3~4分煮ます。火を止めて3~4分置き、茶こしでこして、塩少々を加えればでき上がり。冷まして瓶などに入れて冷蔵庫へ。
煮切りみりんにこのダシとしょうゆを合わせて麺のつけ汁に、一人分のお味噌汁も火にかけて味噌を溶けばすぐできます。日持ちは冷蔵庫で2~3日くらい。お浸しやダシ巻き卵など、基本の和食を一人分だけつくるのが億劫になっていたのですが、このつくり置きダシのおかげで、自然とバランスよく食事をとることができるようになった気がします。(soimêmeさん)
75歳にして初料理は、妻へのお粥
先日妻が風邪で寝込んだ。いつもなら飛んできてくれる頼りの娘、〇子は家族の用事で来られない。さてどうしたものかと娘に「お粥はどうやって炊いたらいいんだ?」と電話。「スーパーにレトルトのお粥が売っているからレンチンして」「家で炊けないのか?」「炊飯器でも炊けるけど、お父さん、やったことないでしょう?」。しばし考えた。人生75年、自分は今までお粥も炊かずに生きてきたのかと。子どもも妻も何度となく風邪をひいただろう。自分だって。そのたびごとに家族の誰かの世話になっていたんだなあとつくづく思い知らされた。「よし!」とばかりに炊飯器を見て見ると「お粥モード」があるではないか。ご飯を研いで目盛にしたがって水を入れてスイッチオン。人生初のお粥はピカピカと輝いていた。梅干しといっしょに妻に差し出す。「あら、〇子が来たのね」の一言。風邪が治ったら、私が炊いたと教えることにしよう。(がんじろうさん)
ジャムを使ったフルーツソースでいつものソテーがおしゃれに
「酸っぱいイチゴに当たったらフルーツソースを作ってアイスクリームにかけると美味しいわよ」とフランス人の知人が教えてくれました。小鍋にヘタを取ったイチゴとグラニュー糖を入れ、煮詰めてジャム状になったところに100%のオレンジジュースを加えてひと煮立ち。少し冷めたら、器に盛ったアイスクリームの上にかけます。トロッといい具合に溶けたアイスと甘酸っぱいソースがからまってとっても美味。いつものアイスがおしゃれに変身しました。我が家の冷蔵庫には、使いかけのマーマレードやベリー類のジャムが眠ってしまうんですが、
これもソースに利用してみました。鶏肉や豚肉、鮭などの魚をソテーしたらいったん取り出し、同じフライパンにバターを1かけ。好みのジャムやマーマレードを入れて、赤ワインを加えてひと煮させたらフルーツソースの完成です。赤ワインの代わりに、しょうゆやウスターソースを入れるのでもコクが出ます。(P.パティさん)
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